Santa Cruz Pumpkin Seed インプレッション

2008年6月25日(水) 22:29 JST   


 Santa Cruz(サンタクルーズ)社のサーフボードは、2008年に大幅に改良が加えられました。簡単にまとめると、従来のモールドボードの欠点を克服し、“板全体がやわらかくしなり”、“反発力もあり”、“表面のフィーリングも柔らかい”ボードになりました。 (改良点については、詳しくはこちら

 

 ボードの基本スペックが向上した上に、G-Deck、Pumpkin Seed、各プロモデル等、明確にコンセプトを分けられた面白そうなモデルが多数リリースされており、ラインナップも魅力的になっています。その中で、今回はPumpkin Seedモデルを入手しましたので、インプレッションをお届けします。

 

 

 

 

ちなみにPumpkin Seed(=カボチャの種)は、もちろんそのカボチャの種っぽい形状から名づけられています。


 ノーズ幅がある丸いアウトラインとローロッカーの組み合わせで、とにかく速く安定したテイクオフが可能になっています。この手の形状のボードの多くがBOXYレールなのに対して、Pumpkin Seedのレールは絞られています。また、テールはピンテールになっています。この組み合わせにより、ある程度サイズのある波にも対応し、スムースでスピードにのったサーフィンが可能になっています。

 
今回は、Metal Oliveのボードに、ピンクと紫のFreakのテールキックを貼ってみました。この配色、少し前から私の中では流行っています。ちなみに、Freakのテールキックは、薄く、軽く、剥がれにくく、こちらもお勧めです。
 
 
 
Santa Cruz社のこのモデルのコンセプトは、中上級者向けのRelax & Fun。つまりイージーでありながらアクション性も高いという事ですが、実際にのってみると、コンセプト通りまずとにかく楽しいです。私は体重66kgくらいで、ラインナップ中一番短い5’8” x 19.5” x 2.25”をチョイスしましたが、小波から頭くらいの波までオールマイティーに調子がいいです。テイクオフはとにかくイージーなのに、丸いアウトラインと短いレングスの組み合わせで、パワーの無い小波からアクション性能が高いです。また、リーフの胸肩でも試してみましたが、普通のショートボードよりもテイクオフはぜんぜん早いし、しぼったレールとピンテールのおかげで、ほれた波でもレールをスムースにつかったスピードにのったアクションが可能でした。
 
中級者以上が短めにチョイスすれば、小波からほれた波まで、イージーな乗り心地とアクションを両立したすごく楽しいオールラウンドボードという感じだろうし、長めでオーバーフロート気味にチョイスすれば、容易なテイクオフ、高い耐久性、低価格なボードなので、初心者のファーストチョイスのボードとしても適していると思います。もちろんオーバーフロートで、上級者がクルージングボードとして楽しむのもありだと思います。サイズのチョイスを変えることで、いろいろなレベルの人が、それぞれの楽しみを引き出せる。そんなところもいいと思います。
 
最後に、私が一つだけ気になった点です。5’8”にデフォルトでついてくるのは、Futureのグラスフィン、CH437(Santa CruzのロゴがCool)ですが・・・。
 
 
 
 
このフィンは比較的小さめのオールマイティー用途で、小波から使用するボードであることと、レングスが短いことから、セットされているのしょう。もちろんこのボードのデフォルトのフィンとしてはバランスのとれたものだと思いますが、私には少しルースすぎるように感じました。今後ボードとのバランスを崩さない程度にフィンを付け替えて、少しだけホールド感が高くなるようなフィンセッティングを試してみようと思っています。
 
とにかくこのボード、とても気に入りました。色々試しながらがんがん使いたいと思います!